インターネットの登場で、電話というものが、従来の、声を伝えて会話をするものから大きく変わっていくだろうとは、当初から感じていました。
当然のごとく、もう何年も前から、パソコンやスマートフォンなどで、Yahoo メッセンジャーや、MSN メッセンジャー、Skype などをオンライン状態にしておければ、いつでもどこでも無料で会話やチャットを楽しめていました。
が、 昨年、Google(米のみ) が、Call phone という、一歩抜き出たサービスを始めました。
Google のメールサービスである Gmail の画面から、一般の電話や携帯電話に、簡単に電話をかけることができるのです。
しかも、凄いのは、米国・カナダになら無料、それ以外の国の固定電話にも携帯電話にも格安料金でかけられます。
ちなみに、日本への通話は固定電話が0.02ドル/分(現在約1.7円/分)、携帯電話が0.11ドル/分(現在約9.2円/分)となっています。安い!
我が家の NTT のひかり電話でも、固定電話へは、8.4円/3分(2.8円/分)、携帯電話へだと、ドコモとイーモバへは16.8円/分、沖縄セルラーと KDDI とソフトバンクへは18.375円/分です。他の電話機へかける場合はパターンが分かれすぎていて、ここには書ききれません。
Skype のプリペイド料金の通話でも、3.22円/分、携帯電話へは17.5円/分。(多分。しかも、一回の通話につき、どちらも9.9円の接続料金が加算されます。)
おまけに書いておきますと、私の iPhone は、ホワイトプランなので、固定電話でも携帯電話でも42円/分。高っ!
そんな感じですので、この Google の Call phone はかなり安いといえます。
一社でもこのように安いサービスを始めると、他もどんどん安くなって、電話サービスだけでは収入源になりにくくなるかもしれませんね。
電話代は定額制が一般的になるとか、他のサービスが充実して、従来の電話機能はおまけのようになっていくとか・・・。
まあでも、これは米国でのお話し。日本では、まだ Google の Call phone は、いつサービスが提供されるかもわかりません。
日本では、KDDI のau 端末で Skype が使いたい放題のものが出てくるなど、先に Skype の認知度が上がりそうです。
そういうわけで、我が家も、仕事に使う電話は、この辺りで Skype を利用してみることにしました。
といっても、上記のように、プリペイド料金は格安とは言い難いので、固定電話にかけ放題の月額プランです。690円/月です。
一年分まとめて契約すると、15%割引になります。色々試すには一年くらい使ってもよいだろうと、そちらにしましたので、結局7038円/年(586.5円/月)となりました。
また、携帯電話へのかけ具合も試す用に、Skype クレジットも750円だけ、一緒に購入しました。計、7788円です。これで一年分の電話代です。
ただ、携帯電話へは家のひかり電話でかけるのが、現状では安いようです。9.9円の接続料金の加算が微妙なところです。
早速、自分の家のひかり電話やドコモの携帯電話や iPhone に電話をかけてみました。ひかり電話の実家にも。
しかし、問題が・・・!こちらの電話番号が相手の電話機に表示されないので、普通にとってもらえない。
そればかりか、非通知の電話は着信拒否している場合も!まさに、私の家の電話がそうしていました。(^_^;)
そう。今の日本では、非通知の電話など、普通にはとってもらえないのです。ましてや仕事に使うとなるとかなり無理がある・・・。
(^_^;)
(-_-;)
わかってはいました。事前に Skype を利用している方のブログなどは目を通していましたので。
でも、日々進化しているサービスですし、実際に自分で試してみないと詳しいことはわからないので、導入してみたのでした。
というわけで、契約した次の日に、なんとかならないかとあれこれ手を打ってみたわけですが、この記事、すっかり長くなってきましたね。
続く・・・。
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