冬のオリンピックが昨日始まりました。
以前は、スポーツ観戦は、余り好きではありませんでした。自分がやるのではなくただ観てるだけ、というのがどうにももどかしくて面白さを見いだせなかったのです。
が、歳を重ねたからでしょうか。最近は、一つのことを極めているスポーツ選手の凄さを認めることができるようになり、どんなスポーツやオリンピックの種目も、じっと数分も観ていると、観点がわかるようになってきて、ちゃんと観れば見所が満載であると思うようになりました。
さらに、オリンピックの場合は、それだけでなく、開会式や閉会式などのイベントも、文化やアートが凝縮されています。開催国のPRとしては最高のチャンスといえるのではないでしょうか。
私の中で、カナダというと今一つ特徴の浮かびにくい国だったのですが、それはアメリカのようにフランス人やイギリス人が入ってきて始めた比較的新しい国だからなのかもしれません。
もっと、先住民の文化を敬い大切に残していくとか、偉大な大自然を前面に出すとかしてくれると、カナダらしい特徴が今よりはっきりして素敵な気がする~、などと思いながら式のイベントを観てました。
それはそうと・・・。
今日は、注目の上村愛子選手が、あと一歩というところでメダルに手が届かず残念でしたが、それでも、オリンピックという大舞台で徐々に成績を上げているということに頭が下がります。一度でも出場するということが大変なことなのに・・・。
すっかり尊敬の眼差しで観させていただきました。合掌。