私は、20代のOL時代、新宿の街で、それはもうたくさんのお酒をいただく日々を送っておりました。飲むために働く、みたいな感じで・・・。もう少し正確に言うと、飲むか、ライブかコンサートに行くために働いていたような日々とでもいいましょうか・・・。
そんなでしたから、20~30代に受けた人間ドックでは、内臓はかなりくたびれており、胃は慢性胃炎、肝臓は脂肪肝、すい臓には何かある、と、精密検査を受けることがほとんどでした。
しかし、そんな私でも、子供ができた時、いきつけのバーのママから、「子供ができたらもうこんなとこに来ちゃダメよ」と言われて以来、きっぱりとバー通いはやめました。そして、子育てに専念し、家でお酒を飲む回数もめっきり減らし、健全な食生活を心がけるようになりましたら、お医者様には、ほとんどよくなることはないと言われていた胃も肝臓も、人並の状態と言われ、全て、1~2年ごとに検査を受けていれば問題無いレベルまでになれました。
そして、子供に手がかからなくなってきて、再びお仕事をそこそこ本格的に始めるようになり、また飲み会の機会も増え出しました。さすがに、昔と違って、週に3日も4日もは行きませんが、コンスタントに月に1~3回は飲みに行ってました。回数は少ないですが、まあ強い方でしたので、一度の飲み会で飲むお酒の量はかなりでした。
そうしましたら、ここ数年は、たくさん飲むと、おなかが痛くなることが多くなり、最近はビール1~2杯にしていたのですが、先日、それでも腹痛や吐き気がしてしまいました。会話を楽しむのも辛いほどでした。
そこで、私は、決めました。もう一切、お酒を飲むのはやめようと。
家でも、お昼にたまにチーズやパスタなどと一緒にワインを1杯いただく程度で、ほとんど飲まなくなっていたので、それはいいのです。
が、おいしいお料理に合うおいしいお酒、というような食の楽しみが減ってしまうのかと思うと、そこはかとなく寂しい。
そういうわけで、何かお酒に代わる楽しみはないかと考えましたら、お茶ソムリエというものがありましたね。でも、ネットで調べると、日本茶ソムリエとか、ハーブティーのソムリエとか、おおまかに分かれているようです。もっとノンアルコール・ドリンク全体から選べるみたいなものは無いのかと思うのですが、専門知識となると分かれてしまうようです。
こうなったら、自分の口で、合うものを探すしかありません。(しかも、味覚も嗅覚もまだ障害が残るこの口で。)
でも、どういったお料理にはどの飲み物が合う、ということがわかって、サッとそれを作って飲めたら、食事がますます嬉しい時間になりそうで、考えるだけでもワクワクしてきます。
人と味覚が微妙に違うようになってしまったので、自分にしか合わないかもしれませんが、これから、自分なりのリストを作っていこうと思います。
今後の飲み会も、お酒が入って気持ちよくなってる周りの人と話すことや雰囲気は楽しいと思うので、声をかけていただければ出向くつもりです。
自前のドリンクかリスト持参で。
しかし、思えば、この事態・・・、宇宙の原理である「引き寄せの法則」により、私自信が引き寄せた結果かもしれません。
何年も前から、飲み会は楽しいけれど、その後が辛かったりして、勉強や家事もはかどらず、やりたいことが思うようにやれないもどかしさで、いっそのことお酒をやめようかとよく考えていたのでした。
単にその通りになっただけのことかもしれません。
願いがかなったと思うことにいたします。
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